高校受験は「偏差値」だけで決まるものではありません。
内申点(調査書)、受験方式、受験時期など、仕組みを正しく理解しておくことで、志望校選びや受験戦略は大きく変わります。
このページでは、これから高校受験を迎える中学生・保護者の方に向けて、高校受験の基礎知識をわかりやすくまとめています。
「まず何から知ればいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
高校受験の基本的な仕組み
高校受験とは、中学校を卒業した後に進学する高校を決めるための試験です。
日本の高校には、大きく分けて 公立高校 と 私立高校 があります。
多くの場合、以下の要素をもとに合否が判断されます。
- 学力検査(当日の試験)
- 内申点(調査書)
- 面接や作文(学校によって実施)
高校受験は「当日の点数だけ」で決まるわけではなく、中学校での成績や学校生活も重要な判断材料になります。
公立高校と私立高校の違い
高校選びでは、公立高校と私立高校の違いを理解しておくことが大切です。
公立高校の特徴
- 学費が比較的安い
- 受験は原則1回のみ
- 内申点の影響が大きい
私立高校の特徴
- 学費は公立より高め
- 複数校受験できる場合が多い
- 併願・単願など受験方式が多様
公立高校を第一志望にしつつ、私立高校を併願として受験するケースも一般的です。
公立高校と私立高校には、学費や受験方式などに違いがあります。
詳しくは 「公立高校と私立高校の違いをわかりやすく解説」 、「公立高校と私立高校の違い【費用・進路】」 をご覧ください。
高校受験はいつから始まる?(学年別の目安)
高校受験の準備は、中学3年生になってから急に始まるものではありません。
中学1年生
- 高校受験の仕組みを知る
- 定期テストや提出物を意識する
中学2年生
- 成績(内申点)を意識し始める
- 志望校をなんとなく考え始める
中学3年生
- 志望校を本格的に決定
- 模試・説明会・受験対策
- 冬〜入試本番
特に 内申点は中学1年生から積み重なる ため、早めの意識が重要です。
内申点(調査書)とは?
内申点とは、中学校での成績や学校生活の様子を点数化したものです。
高校入試では、学力検査と並んで 非常に重要な評価要素 になります。
内申点に含まれる主な要素
- 各教科の成績(評定)
- 授業態度・提出物
- 欠席日数や生活面の評価
内申点の扱い方は高校や地域によって異なりますが、
「成績が多少足りなくても内申点でカバーできる」
「当日の点数が高くても内申点が低いと不利になる」
といったケースもあります。
内申点の仕組みや評価されるポイント、対策については
「内申点とは?高校受験での仕組みと対策」 で詳しく解説しています。
偏差値とは?高校選びでの考え方
偏差値は、模試などでの 学力の目安 を示す数値です。
ただし、偏差値はあくまで「参考指標」であり、
- 同じ偏差値でも学校の特色は違う
- 校風や進学実績、通学環境は数値では分からない
といった点に注意が必要です。
高校選びでは
偏差値+学校の特徴+自分に合うかどうか
を総合的に考えることが大切です。
高校選びでは「偏差値」を基準に考える方が多いですが、数値だけで判断するとミスマッチが起こることもあります。
偏差値の正しい意味や、高校選びでの考え方については
「偏差値とは?高校選びでの正しい考え方」、「偏差値だけで高校を選ぶと失敗しやすい理由」 、「偏差値40台・50台から大学進学は可能?」で詳しく解説しています。
志望校はどうやって決めればいい?
志望校を決める際は、以下のような視点で考えてみましょう。
- 偏差値(無理のない範囲か)
- 公立か私立か
- 通学時間・通いやすさ
- 学校の雰囲気・校風
- 卒業後の進路(大学・専門・就職)
「なんとなく有名だから」「友達が行くから」ではなく、
自分に合った高校かどうかを意識することが重要です。
よくある質問(FAQ)
成績があまり良くなくても高校には行けますか?
はい。成績や内申点の状況に応じて、選択肢は必ずあります。
大切なのは、現状を正しく把握し、無理のない志望校選びをすることです。
公立高校に落ちたらどうなりますか?
私立高校を併願していれば、進学先を確保できます。
そのため、多くの受験生が併願受験を行っています。
併願は必ず必要ですか?
必須ではありませんが、公立高校を第一志望にする場合、
併願校を設定しておく方が安心です。
